今季の朝ドラ「瞳」 ヒップホップを目指す女の子が、祖父と一緒に、親に見捨てられた3人の子供を育てる物語。
で、そのなかに、こんなシーンが出てくる。 主人公が、ダンス学校で知り合った友人と、ダンスを始めたきっかけを話すのだけど、その友人は両親も普通、自分も普通で、それが嫌で普通とは違うことをしてみたかったことがきっかけだった。それを聞いた主人公も、自分も同じだったと言い、同じような人がいたと、互いに喜び合うシーン。
他人と違うことがしたいと言いつつ、同じことをしている他人がいるといって喜ぶ。(つまり、他人と違うことをしている自分が不安)ってのは、なんか矛盾してるよなぁ。
でも、そういう奴、本当にいっぱいいるんだろうな。 製作側がそれを考えて皮肉ったシーンだったりしたら、なかなかたいしたもんである。
やっぱね、普通が一番よ?
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