言わずと知れた九龍ジェネリックロマンスのエンディングなわけですが、、、、俺ずっと「レトロニウム」だと思ってたんですが、よく調べたら「レトロニム」だったんですね。
ちなみに「レトロニム」というのは「あとからできた別名」みたいな意味で、たとえば「カメラ」というのは昔からあるけど、技術革新によって「デジタルカメラ」というのものができたために、古くからあるカメラの方は「フィルムカメラ」と呼ばれるようになった、みたいなものを指すんだそうです。こんな言葉全然知らんかったよ。
あとついでに、九龍ジェネリックロマンスのエンディングですが、あれは金魚のサクセス目線での風景をアニメ化したものなんだそうで、サクセスは九龍のただの金魚という記号に過ぎなかったのが、鯨井Aにサクセスという名前(レトロニム)を付けてもらったために、自我が生まれ実体を持つようになった(最終回で九龍の外に出られた)のかもしれません。同様に、鯨井Aが九龍の外に出られたのも、ただの鯨井Bのコピーではなく、鯨井Aとしての自覚を持っていたからなのかもしれません。
この辺はアニメでは謎として残ったままですが、原作の続きで語ってくれるのかなぁ。
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