そういえば、国籍法なるものが改正されたらしいですね。いろんなサイトで、改悪だとか、このそかげで日本が侵略されるとか、危険な話が出ています。
ざっとは見ましたが、正直詳しいことはよくわかりません。 でも、たぶん、大した影響はないと思いますよ。知りませんけど。
よく、さして大したこともない事件や事象を、マスコミが大騒ぎして問題になることがあります。最近だと食品関係が多いですね。あれも、実際は大したことのない内容なんですが、興味を持つ人が多いので、視聴者や購読者を増やしたいマスコミが騒いでいるだけです。
それに対し今回の問題は、マスコミが取り上げても、一部の方以外は、あんまり興味持つ人はいなさそうです。その一部の方が、これはゆゆしき問題だとネット上で大騒ぎし、マスコミはなんで取り上げなんだと憤慨しているようです。
で、問題はそれを鵜呑みにしてしまう人の存在です。マスコミの言うことには疑問を持っても、ネットに書いてあることだと無条件に信じてしまう人も多いです。特に、マスコミに不信感を持っている人に多いかもしれません。
でも、情報の信憑性はマスコミもネット情報もそんなに変わらないんじゃないでしょうか?むしろマスコミの方が、嘘を言うと責任問題になるから、注意深くはなってると思います。 ただ、マスコミは複数の情報の中から、一つだけを取り上げて報道し、世論をその方向に持っていこうとする傾向があるので、これもまた鵜呑みにしてはいけませんけど。
だから、結局のところ、真実を知りたければ、自分で調べるしかないんですよね。今回の法改正が、良いことなのか悪いことなのか、一方だけでの理論では判断できないし、してはいけないと思います。特に、ネットの情報には極論が多いし。でも、自分で調べるのは大変な労力が必要ですし限界もあるでしょう。だから、一応仮にも、国会という場で審議されて改正されているのですから、それを信じておくしかないのではないかと、自分は思います。
あと、今回の法改正に限らず、悪法/ザル法なんて、今の日本にははいて捨てるほどあります。普段そんなことに興味も持ってない人間が、国籍法一つを取り上げて、大騒ぎするのはなんだかなーと思います。
本当に今のままではまずいと思い、世の中を変えたいなら、政治家なり市民運動家なりにでもなるしかないでしょうね。(なっても変えられるとは限りませんけど)
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