■土曜日(開幕2戦目) カープ先発は前田。背番号18をしょった将来のエース。しかし2回に李・阿部に連続ホームランを浴びていきなり2点を先制される。その後は投手戦となり、両チームともなかなか点が入らない。6回、赤松のホームランで1点差に詰め寄り、そして迎えた運命の8回。簡単にツーアウトとなり、さすがに負けを覚悟したところで、東出がフォアボールで出塁。続く代打喜田剛がデッドボールでランナー1,2塁。ここで4番栗原が奇跡の逆転スリーラン。続く忘れたころのシーボルもホームランを放ち、5−2。その裏ラミレスのタイムリーで1点は取られたものの、後続を抑え、最後は永川がいつものように4人で締めて開幕2連勝。
■日曜日(開幕3戦目) 昨シーズンの優勝チームでWBS優勝監督を擁する絶対に負けられない巨人。対するは開幕2連勝で波に乗る赤ヘル軍団。先発は篠田。巨人の先発は東野。若いピッチャー同士の対戦となる。序盤から投手戦となり、試合は1点を争う展開に。篠田は6回、犠牲フライで1点を取られ、1点を争うゲームで非常に厳しい展開に。試合はそのまま9回表を迎え、巨人は守護神クルーンを投入する必勝パターンへ。誰もがもう決まったと思っていたのに、なんとクルーンが大乱調。先頭東出をいきなりストレートのフォアボール。さらに栗原にもフォアボールを与えて、WBC優勝監督もこれはたまらんと山口に交代。ここでまさかのブラウン采配、ダブルスチールでランナー2,3塁に。そして、梵がタイムリーを放ち、サードランナーホームインで同点、セカンドランナーも本塁に突っ込んだものの、ホームで楽々アウト。この走塁は暴走ではないかという意見もあるものの、カープの機動力野球を見せつけるうえで、非常に有効なものであったという意見も。 その後試合は延長に入り、結局1−1で引き分け。開幕3連勝こそできなかったものの、負けなしの2勝1分けは素晴らしい成績だと思います。
次は火曜日から甲子園で阪神戦。この調子で行きましょう。
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