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●今日のコメント 以下、あくまで邪推です。 牛が捌かれた後、大きな肉のブロックを小分けする際にO-111/O-157に汚染された機材や手を使ったって言うのが原因の本命ではないかと考えます。 これまた私からの観測による主観ですが、マスゴミどもは病原性大腸菌が放出する毒である「ベロ毒素」に関しては報道しているようですが、もっと重要な要素について報道していないように思えます。確かに毒を放出するタイプの食中毒菌の毒の強さってのは重要な情報です。しかし、発病するか否かってのを考える場合、「一度に食中毒菌をどれだけ摂取してしまったか?」の方が重要になります。 (ここで一旦投稿) (たかのを 2011/5/6 8:27:19)
食中毒の原因となる微生物の多くは胃酸が殺してくれます。逆に言うと、胃酸が殺しきれない数の微生物を口に入れてしまった場合に発症するリスクが高まってきます。この細菌数ですが原因によって様々です。以下、主要な食中毒症と最小発症菌数の一覧です。 ・ウエルシュ菌:100万〜100億個 ・赤痢菌:10〜100万個 ・コレラ菌:100万個 ・病原性大腸菌:10〜1000個 ・ノロウイルス:100個 ・・・これ、タイプミスは一切ありませんよ〜〜。 (また一旦投稿) (たかのを 2011/5/6 8:36:45)
確かに増殖速度の違いってのはありますが、些か環境が良ければバキバキ増殖すし、胃酸をもろともしない大腸菌が強い病原性を持つと非常に厄介になるってのが上記一覧から判ると思います。 また、食品衛生法規群が定めた「生の加熱用肉」に付着してて問題ないとされる細菌とその数の規定が以下の通りです。 ・大腸菌:〜100個/g ・黄色ブドウ球菌:〜1000個/g ・サルモネラ属菌:陰性 ・・・はい、深刻なほどに病原性大腸菌汚染された食肉は生だと3g程度口に入れてしまうだけで発症してしまうんですねぇ。更に大腸菌が病原性か否かを判別する方法は今の所DNA検査しかありません。 食品を扱う施設は定期的に大規模な施設の殺菌を行います。その間にチョコっと病原性大腸菌汚染が発生していたとしても、少量で発症することや区別の困難さから、状況証拠から「ここで汚染された」ってのは推測できても、そこから原因菌を検出することはまずないと推測されます。 カイワレ大根の時がもろそうでしたでしょ? ふはー。資料で内容確認しつつこういうこと書くのは疲れる・・・。 長文陳謝であります〜〜〜。 (たかのを 2011/5/6 9:2:5)
あ、大事なことを忘れていたぜぇ。 チェーン店で集団感染が発生するのは、そのバックボーン設備である食品加工施設から前の段階で原因菌汚染が発生してしまったためです。 (たかのを 2011/5/6 9:5:17)
なるほど、いろいろありがとうございます。 あと、他の店では自主的に細菌検査などを行って、安全確認してから出しているところもあるようですね。そういったチェックが甘かった(つーかやってなかった)ってことなんでしょうかね。 それでも、予想通り他店でもユッケ販売は次々と自粛されているようで。。。 (やまぴい 2011/5/6 14:32:7)
>自主的に細菌検査 大腸菌数の検査だけなら比較的簡単なんですよ。それこそ一般雑菌数でしたら20分程度で判別できる検査キットがありますし、大腸菌限定の検査でも1日でできるキットが販売されてます。価格も60回分4万円とか。 これが病原性大腸菌がどれだけ居るかって事を調べるとなると、実験室レベルの機材が必要になります。チョイと検索かけてみたんですが、検査装置が200万+試薬48回分¥55kになるそうです。検査時間は2時間となかなか速いですが。 >生肉食中毒安全対策 どうやら問題のチェーン店では生肉の食中毒対策の基本の基本である表面そぎ落とし「トリミング」をやってなかったそうです。もったいないとか言って。基本をおろそかにするとろくな事になりませんね。 >他店でも自粛 まさしく「隣の人があつもので口の中をやけどしたのでなますを液体窒素で冷却」モードですね。病原性大腸菌が普段の生活の場のあちらこちらにあったら大変ですってば・・・。 (たかのを 2011/5/6 21:11:56)
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