TVで「ハリー・ポッターと謎のプリンス」をやってたので、つい見てしまいまhした。
一応、映画館では見てるんだけど、やっぱ面白いですなぁ。が、2冊の原作を1本の映画にしちゃってるんで、原作読んでないとわけわかんないんじゃないかなぁ、、、という場面もちらほら。 なにより、この巻のタイトルにもなっている「謎のプリンス」の意味が全然わかんないんじゃないかな。
ちなみに、「謎のプリンス」は英語ではHalf-Blood Princeで、映画本編では「半純血のプリンス」と表現されてます。つまり、あの教科書の本来の持ち主のこと。実際にはHalf-Bloodは、「純血」に対する「混血」の意味で、要は人間と魔法使いのハーフのこと。「混血」でなく「半純血」としているのは、「混血」にやや差別的な意味があるので、そこを配慮したのではないかと言われています。言葉狩りの一種ですな。まぁ、直訳すれば「半純血」のほうが近いんですが、日本語としてはいまいちですわな。タイトルが「謎の」になってるのも、その辺のおとなの事情のせいですね。
魔法界の一部では「純血」を重要とする一派があるのに対し、混血である彼が混血である自分に対して皮肉を込めて「混血のプリンス」を名乗っていたというようなことだったと思います。原作では、この人やあの教科書にまつわるエピソードなども多くあったんですが、映画ではほとんどカットされてたのが残念でした。
結構いい話なんだけどなぁ。
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