昨日あたりから、某有名漫画家が児童ポルノの単純所持で書類送検されたというニュースが飛び交っているわけですが、なんだかなーという気分なのであります。

この場合児童ポルノってのは実写もので、つまり実際にそれに出演していた被害児童が存在するわけです。そういった被害が出るのは、それを買う人がいるからで、そういう意味で児童ポルノを買ったり所持している人が罪に問われるのは当然なんでしょう。

世の中には似たようなものが他にもありまして、たとえば麻薬類。これも欲しがる人がいるから売る人が出てくるわけです。

ちょっと違うのかもしれないけど、象牙なんてものあります。今、象牙を輸入して売ると罪に問われますが、既に存在する象牙の売買自体は罪に問われません。でも、象の乱獲を防止したいなら、過去のものであっても、象牙自体の流通を禁止するしかないんじゃないかなぁとか思ったりしてます。

それはともかく、やっぱ騒ぎ過ぎだと思うんですよね。某漫画家の性癖を叩いたってしょうがないじゃないですか、性癖なんて人それぞれなんだし。今回は、つい魔がさして違法なものを購入してしまったということで、もちろんお叱りは受けるでしょうが、、、ＤＶＤ買っただけですよ？たったそれだけのことで、そこまで袋叩きにして人格否定して、その人の超有名な素晴らしい作品まで貶めるようなことをして、いったいなんになるんでしょうかね？

よろこんでるのは、新たなるネットの生け贄を見つけたマスコミの連中だけですよ。